米コッコ食パン
おいしい温め方
─ 5つの方法をご紹介 ─
炊いたご飯やお餅が冷めて固くなってしまうように、お米には温度が下がると固くなる性質があります。そのため、米粉パンを召し上がるときは適度に加熱することが大切。米粉パンは温め方次第で『モチモチ』『フワフワ』『サクサク』など様々な食感を楽しめます。ここでは5つの温め方をご紹介します。
1. トースター
1
トースターを1分~2分予熱し、1cm~1.5cm程度にスライスしたパンを2分~4分程度加熱してください。

a. 予熱して庫内が温まってから加熱。

b. 1300Wのトースターで加熱して3分後。

1300Wなら2分~3分で十分に加熱されて食べごろに。サクサクモチモチ。

c. 加熱して4分後。見た目はあまり変わりませんが…

パンのふちが少しずつキツネ色に。外サクッ中モチッ。おいしく召し上がれます。

d. ここまで加熱しすぎないように注意。

モチモチ感が消えてしまいます。全体がザクザク食感に。

2分~4分は目安です。各ご家庭でお使いのトースターはワット数や付属機能などがそれぞれ異なります。焼き加減を見ながら加熱時間をご調整ください。
また、米コッコ食パンはバター・マーガリンなどを使用しないため、焦げ目が付きにくい米粉パンです。トースターで焦げ目が付くまで長時間加熱してしまうと、モッチリした食感が失われ、全体がザクザクと固くなってしまいます。こんがりしたキツネ色の焼き上がりがお好みの方はフライパンで加熱する方法がおすすめです。

※パンの表面を霧吹きなどで軽く湿らせてから加熱すると、モッチリ感がプラスされます(霧吹きがなければ、清潔な濡れ布巾や濡れ手で表面を湿らせても可)。

2
トースターの仕上がりイメージはこちら。外はサクサク、中はモチっと焼き上がります。

↑こちらは1300Wのトースターで4分加熱したときの焼き上がり。表面はサクサクし、中はモチモチです。

2. オーブン
1
オーブンを予熱しておき、1cm~1.5cmにスライスしたパンを耐熱皿にのせ、200℃で10分~13分程度加熱してください。

a. まずはオーブンを予熱。

その後、200℃で10分~13分を目安に加熱。

b. 耐熱皿を使いましょう。

熱くなるので火傷にご注意を。

c. 加熱して10分後。写真ではわかりにくいですが…

さわると表面がサクサクに。中はモッチリ。

d. 13分加熱。見た目はあまり変わらず、焼き目も付きません。

200℃なら10分~13分程度でOK。焦げ目が付くほど焼きすぎないように注意。

10分~13分は目安です。各ご家庭でお使いのオーブンは機能や最高温度などがそれぞれ異なります。焼き加減を見ながら加熱時間をご調整ください。
米コッコ食パンはバター・マーガリンなどを使用しないため、焦げ付きにくい米粉パンです。オーブンで焼き目が付くほど長時間加熱してしまうと、モチモチ感がなくなり、固くなってしまいます。

※パンの表面を霧吹きなどで軽く湿らせてから加熱すると、モッチリ感がプラスされます(霧吹きがなければ、清潔な濡れ布巾や濡れ手で表面を湿らせても可)。

2
オーブンの仕上がりイメージはこちら。少し時間はかかりますが、トースターと同じく外サクサク中モチモチの焼き上がりに。

↑こちらは200℃で13分加熱したときの焼き上がり。

3. フライパン
1
あらかじめフライパンを熱しておき、弱火で蓋をして、1cm~1.5cmにスライスしたパンを2分~4分程度加熱してください(焼き目がほしい方は4分~5分を目安に)。

a. ここではガスコンロを使用。必ず弱火。フライパンは事前に熱しておく。

冷たいフライパンの場合は適当に加熱時間を長めに調整。

b. 油を引かず、蓋を忘れずに。

c. 加熱して2分後。パンのふちがキツネ色に。

ガスコンロの場合、2分~3分で十分加熱されます。

d. 【参考】5分弱加熱した場合。焼き目が好きな方は4分~5分が目安。

だいたい4分~5分頃から焼き目が全体へ。

2分~4分は目安です。各ご家庭でお使いのコンロはガスや電気などの違いで火力が異なる場合があります。お好みにあわせて加熱時間をご調整ください。
油を引かず、必ずフライパンに蓋をしてください。強火の場合はパンが固くなりやすいため、弱火で加熱してください。その方が中がモチっと仕上がります。2分~3分程度で十分に加熱され、お召し上がりいただけます。
「焦げ目が付くくらいしっかり焼きたい」「カリカリ食感の方が好き」という方は、4分~5分程度を目安にしながら、お好みに合わせて加熱時間をご調整ください。ガスコンロであれば、だいたい4分~5分頃から焼き目が全体に広がってきます。強火で焼いたり、長い時間火にかけてしまうと、モチモチ感が消えて全体がザクザクと固くなりやすいのでご注意ください。

※パンの表面を霧吹きなどで軽く湿らせてから加熱すると、モッチリ感がプラスされます(霧吹きがなければ、清潔な濡れ布巾や濡れ手で表面を湿らせても可)。

2
フライパンの仕上がりイメージはこちら。短時間で高温加熱できるので、表面がキツネ色になるまで焼いても、中はモチモチのまま。

↑こちらはガスコンロで3分加熱したときの焼き上がり。ほどよい焼き加減。

↑【参考】全体に焦げ茶の焼き目が付くまでしっかり加熱した場合(ガスコンロで5分弱)。外側はカリカリ食感ながら、ここまで焼いても中はモッチリ感をキープ。

4. 蒸し器
1
十分に温まっている蒸し器にパンを入れて、3分~5分程度を目安に加熱してください。

a. ここでは電気タイプの蒸し器を使用。

沸騰が始まる温度になってから、蓋を閉めてパンを加熱。

b. 蒸し器ならどれでもOKです。

c. こちらは蒸し上がったパン。見た目はあまり変わりませんが…

d. 手にしてみると、フワフワやわらかく、モチモチした弾力があります。

お湯が『ポコポコ』と小さな泡が立ち、ちょうど沸騰が始まるくらいの温度で蒸す場合は5分程度を目安に。お湯が『グツグツ』と煮立ち、勢いよく沸騰しているくらいの温度で蒸す場合は3分程度で十分です。
高温で蒸したり、蒸し時間を長くするほど、よりやわらかく蒸し上がります。お好みにあわせて温めてください。まだ固いものが苦手なお子さんにもおすすめです。

※蒸し器については『電気タイプ』『鍋・フライパンに入れて使う足付きタイプ』『せいろタイプ』『ステンレス製』『シリコン製』など、いろんな種類があります。百円均一ショップでも販売されています。

2
蒸し器の仕上がりイメージはこちら。最もやわらかフワフワでモチモチの食感に。

↑こちらは沸騰が始まるくらいの温度で5分蒸したときの仕上がり。

5. レンジ
1
パンの表面を軽く湿らせてラップをし、500ワットで20秒~30秒程度加熱してください(パン1枚の場合)。

a. パンの表面を軽く湿らせ、耐熱皿にのせて、ふんわりラップをします。

b. 500ワットで20秒~30秒。

c. こちらは加熱して20秒後。

d. 加熱直後はやわらかモッチリ。

レンジは冷めやすいため、時間が経つと固さが出てモギュモギュした食感に。

レンジを使うと、簡単に素早く加熱することができますが、欠点もあります。
レンジは食品中の水分子を振動させることで加熱します。そのため、加熱後はパンの水分が蒸発し、冷めやすくなります。少し時間が経つと、やわらかさが失われ始め、モギュモギュした食感に変わっていきます。

※時間がないときに便利なレンジですが、やわらか食感がお好みの方には蒸し器の方がおすすめです。

2
レンジの仕上がりイメージはこちら。加熱直後はやわらかくモッチリ。冷めるのが早いところが欠点。

↑こちらはレンジ(500ワット)で20秒温めたときの仕上がり。